【更新日:2021年9月20日 by 佐野 太一】
提供:BEENOS株式会社
ファッションブランド品の買取サービス「ブランディア」を運営するデファクトスタンダードは9月13日から30日までの期間、「SDGs強化月間2021」を実施する。
ブランディアは宅配買取を実施する際に、希望する顧客に段ボールと配送伝票をセットにした「宅配キット」を送付している。今回の取り組みでは、顧客の自宅にある段ボールや紙袋などに買取商品を詰めてもらう。
仮に1000人の顧客が自宅の資材を活用して買取希望商品を送ると、1.12トンのCO2削減、80本の杉の木と同程度の環境保全効果につながる試算だという。(※)
さらに、自宅の梱包資材を用いた宅配買取1件ごとに10円を「C.W.ニコル・アファンの森財団」に寄付する。同団体は、放置された里山の再生活動を主に行う一般財団法人。
(※)宅配キット中サイズで1個×1000人での換算。
ブランディアでは、SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」達成に向けた取り組みとして、サービスを通じた廃棄衣料を0にすることを目指す「廃棄0プロジェクト」に取り組む。このプロジェクトでは、廃棄衣料に素材としての価値を見出し、廃棄衣料の削減を図っている。
今回の「SDGs強化月間2021」は、9月末の国連総会の会期と合わせた「SDGs週間」(9月22日~29日)に向けたもの。毎年、この期間には国内外の企業や機関がさまざまなキャンペーンやイベントを開催する。
SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」では、地球温暖化を食い止めるため、二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスの排出量を減らすことが重視されている。
このテーマでは、省エネや再生可能エネルギーが注目されることが多いが、日常の消費行動も重要なトピックの1つ。モノを購入する際も、処分する際も、環境負荷への配慮を意識した行動を心がけたい。
SDGs CONNECT ニュース/イベントライター。立教大学でジャーナリズム論を主に研究。記事執筆の傍ら、陶芸制作にも取り組んでいる。好きな食べ物はメロン。