《完全網羅》SDGsポスターの使い方、ダウンロード先|公式以外の事例も掲載

#情報#生産性#経営 2021.08.04

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2021年9月11日 by 森あゆみ

国や地方団体、民間企業のWEBサイトなどでSDGs関連のポスターを見る機会が増えてきたのではないでしょうか?

自社でもSDGsに関する取り組みを発信するとなった場合、実は「国連のSDGsのポスターを使うこと」ができます。

しかし、ダウンロードの方法や規定がわからない方も多いと思います。

商品に取扱説明書がついているように、SDGsポスターの使い方についても知りたいですよね。

今回はSDGsのポスターと使い方や規定、ダウンロード先についてわかりやすく解説していきます。その他、SDGsのポスター事例も織り交ぜながら紹介していきますので参考にしていただけたら幸いです。

SDGsポスターと使い方

SDGsポスター

以下のSDGsポスターを見かける機会が増えてきたのではないでしょうか。

冒頭でもご紹介したこの画像は、国際連合広報センターのWEBサイトに掲載されている「SDGsポスター」です。

このポスターは、SDGsの3種類のロゴを集結させたものです。

では、SDGsポスターの具体的なダウンロード方法についてみていきましょう。

SDGsポスターのダウンロード方法

先程ご紹介した、SDGsポスターは以下のURLからダウンロードできます。

SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン

SDGsポスターのファイル形式はPDFファイルで用意されています。

ダウンロードデータは、通常のカラフルなカラー版と白黒版のどちらも用意されています。

SDGsのポスターを使用する際の注意点

SDGsポスターの用途によって使用許可申請が必要な場合と許可が必要ない場合があるので注意しましょう。

それぞれのケースについて解説します。

許可が必要な場合

使用許可申請が必要な場合は「資金調達目的」「商業用途目的」の2つです。

資金調達目的・商業用途

資金調達目的
資金調達目的での使用とは、SDGsを支援する活動の費用を賄うための資金の調達を意図する使用を指します。

SDGsロゴ・バージョン2、SDGsカラーホイールおよび17のSDGsアイコンは、このような資金調達目的で使用できるが、その際には国連による事前許可と、適切なライセンス契約の締結を必要とします。

商業用途
商業用途での使用とは、SDGsをさらに広めるための営利主体による、または、商業的もしくは販促用商品もしくは製品における使用を指し、国連による事前許可と、適切なライセンス契約の締結によって認められることがあります。

参照:国際連合広報センター|持続可能な開発目標カラーホイールを含むSDGsロゴと17のアイコンの使用ガイドライン

つまり、企業がSDGsロゴ・アイコン・カラーホイールを利用するには、ほとんど申請する必要があるということです。

許可が必要ない場合

「資金調達目的」と「商業用途」の2つ以外の情報目的の場合は使用許可申請の必要はありません。

情報目的

情報目的とは非商業的で資金調達を意図しない使用のことを指します。
SDGsを普及させる認知が目的であれば、国連の許可を取らずに使用しても問題ないようです。

その他のSDGsポスター

独自のSDGsポスターに関しても申請する必要はありません。

そこで、実際にSDGsポスターを作成している事例を都道府県と企業で2つご紹介していきます。

福井県のSDGsポスター

福井県では独自のSDGs活動コンセプト『未来のために。〜次の世代に選ばれる福井へ〜』を掲げています。

次世代をテーマに福井を愛する子供の育成や若者のチャレンジ応援など持続可能な地域・社会づくりを福井県全体となって推進しています。

SDGsポスターのモチーフは、福井県のブランドである「恐竜」とFUKUIの「F」の文字。
SDGsポスターの17色を用いたカラフルな恐竜の、可愛らしい表情に一瞬で目を奪われます。

参照:SDGs(持続可能な開発目標)への取組み

株式会社システック井上のSDGsポスター

株式会社システック井上では、SDGsの「地球上の誰一人として取り残さない」という理念に共鳴し、継続的な回収活動を柱に社会貢献に取り組んでいます。

継続的に取り組むために、原動力となる社員のスキルアップをサポートしています。また、社員一人ひとりが健康的で充実した人生を送れる活動を展開しています。

企業としてポスターをうまく活用し、SDGsへの取り組みを発信している良い事例です。

参照:持続可能な開発目標

まとめ

今回はSDGsの発信する際の使い方やダウンロード先、さらには公式以外のポスター事例など網羅的に解説しました。

最後に要点をまとめてみましょう。

SDGsのポスターを使う際大事なポイントは以下の3点です。

・SDGsのポスターを利用したい場合は国際連合のWEBサイトからダウンロードできる
・SDGsポスターの用途によって申請が必要な場合がある
・独自デザインのSDGsポスターは申請不要

せっかくSDGsについて発信するのに、ポスターの使い方を誤り、ガイドラインに違反するのだけは避けたいですよね。

SDGsポスターに関する使い方をマスターして効果的に社内、社外へ SDGsへの取り組みをアピールしていきましょう!

SDGsとは

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称です。日本語では「持続可能な開発目標」と表されます。

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsは、2016年から2030年までの15年で達成すべき17のゴールと169のターゲットで構成されています。

SDGsでは経済や環境、社会の課題が幅広く取り上げられ、持続可能な社会を築き上げるために、国連が主導してさまざまな取り組みが広がっています。

SDGs CONNECTでは、SDGsの各目標ごとに解説記事を公開しています。

▼各目標の詳細は以下の画像をクリック

▼SDGsについて詳しくはこちら

この記事をSNSでシェア!

  • ダミータイトル

  • ランキング

    《徹底解説》「SDGsは胡散臭い」と言われる理由|原因から解決法まで徹底解説

    《必見》SDGsと建築|実際の事例を建築ガイドに沿ってわかりやすく紹介

    《完全網羅》SDGsポスターの使い方、ダウンロード先|公式以外の事例も掲載

    新着記事

    これからPRの鍵はひとりよがりにならないこと|サニーサイドアップがPRを超えて取り組むソーシャルグッド

    SDGsの基礎知識

    《徹底解説》今、注目を集める再生可能エネルギーとは|SDGsとの関係性も解説

    もっとみる

    おすすめ