東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)は主に損害保険業を提供し、さまざまな商品でお客様に「安心と安全」を届けている企業です。
個人のお客様に対しては、生損保一体型の保険である「トータルアシスト超保険」でお客様とご家族を取り巻くリスクを補償しています。企業に対しては事業活動全般の保険である「超ビジネス保険」を提供しています。
今回は、東京海上日動の事業内容とSDGsの取り組みについて幅広くご紹介します!
【引用】https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/pdf/2107
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東京海上日動火災保険株式会社/事業
東京海上日動火災保険株式会社の概要
東京海上日動は、日本の本格的な株式会社の先駆け的存在である海上保険会社がもとになっています。背景には、明治時代に行われた国家の近代化を目指す政府の殖産興業政策があります。
終戦後には、海上保険市場が回復するまで火災保険に注力する「ノンマリン営業」を行い、好景気の際にはニーズが高かった積立型保険の販売を開始するなど、時代の変化に柔軟に寄り添う事業を展開してきました。
東京海上日動は、次の100年もお客様の安心をお届けするために受け継がれてきたお客様や地域社会からの信頼と支援を拡大しています。
東京海上日動火災保険株式会社の事業内容
東京海上日動では、火災・海上・傷害・自動車・自動車損害を中心とした保険事業を展開しています。今回は、個人向け・企業向けの視点から事業をご紹介します。
個人向け「トータルアシスト超保険」
損害保険と生命保険が一体になった保険でお客様とご家族を取り巻くリスクをカバーしています。自動車や旅行・レジャーの保険・住まいの保険・ケガや病気の保険などです。
企業向け「超ビジネス保険」
企業が事業をする際に起こるリスクをまとめて補償する革新的な保険です。自動車保険や企業財産・賠償責任・工事など多岐にわたります。
創業年 | 1879年(明治12年)8月 |
従業員数 | 17,176人 |
資本金 | 9兆5,624億円 |
事業 | 損害保険業・業務の代理/事務の代行・確定拠出年金の運営管理事務・自動車損害賠償補償事業委託業務 |
【引用】会社概要 | 企業情報
東京海上日動火災保険株式会社の経営理念
東京海上日動は、以下の経営理念を掲げており、お客様だけではなく株主・代理店・社員・市民といったあらゆるステークホルダーを大切にしています。
お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、「安心と安全」の提供を通じて、豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献します。
【引用】経営理念 | 企業情報
東京海上日動火災保険株式会社のSDGs戦略
東京海上日動をはじめとする東京海上グループは、グループの企業価値を高めながら、安心・安全でサステナブルな未来の想像に貢献することで、すべての人や社会から信頼される”Good Company”になることをサステナビリティ方針としています。
その為、東京海上日動では、長年にわたって保険事業で培った知識と経験をいかして、社会に「安心と安全」を提供し、その発展に貢献する取り組みを行っています。
東京海上日動火災保険株式会社のSDGsの取り組み
東京海上日動では、「安心と安全」を届けるために社会のあらゆるリスクに対して、保険・金融サービスのみにとらわれないさまざまな取り組みを行っています。今回は、一部ではありますが東京海上日動が行うSDGsの”Good”な取り組みをご紹介します。
「Green Gift」プロジェクト
東京海上日動が行う「Green Gift」プロジェクトは、「お客様とともに環境保護活動を行うこと」をコンセプトに地球環境保護に取り組むプロジェクトです。
紙資源の使用量を削減
「Green Gift」の一環として資料のWeb化を通して紙資源の使用量の削減に取り組んでいます。一般的に、保険の契約の際には紙の冊子や書面をお客様にお渡ししますが、東京海上日動では全てホームページ上で閲覧できるようにしています。2019年度には、Web約款等の利用が約1180万件にのぼり、約2837tの紙資源を削減しました。
紙資源削減額の一部で環境保護活動をサポート
東京海上日動では、紙資源使用量の削減額の一部を、環境保護活動を行うNPOなどに寄付し、活動を支援する取り組みも行っています。
マングローブ植林活動
東京海上日動では「地球の未来にかける保険」として1999年から東南アジアを中心にマングローブ植林を行っており、これまでに10000ヘクタールを超える植林を行っています。
マングローブ林には、二酸化炭素を吸収した後に炭素として葉・幹・枝・根に蓄える効果が大きいため、地球温暖化に効果があるといわれています。さらに、マングローブには津波や高波の被害を軽減する防波堤の役割も果たす効果もあります。
1999年の活動開始以来、東京海上日動は「地球温暖化の防止・軽減」や生き物たちの「生命のゆりかご」としての役割といった、マングローブが持つさまざまな効果を実感しています。だからこそ、この活動を100年続けることをコミットメントにして取り組みを推進しています。
【引用】マングローブの世界を体験!マングローブワールド
マングローブ植林活動 | マングローブワールド
防災・減災
東京海上日動は、自然災害などの被害を最小限にするために日頃から防災・減災活動の啓発を掲げ活動を進めています。また、災害が発生した後の迅速かつ適切な保険金の支払い、災害からの早期復旧・復興の支援を自らの使命として掲げています。
ぼうさい授業
東京海上日動では、2012年から防災をテーマにした小学生向けの出前授業「ぼうさい授業〜地震・津波編」を全国で実施しています。
「ぼうさい授業」では、東日本大震災の教訓を踏まえて子どもたちが災害に備える力をつける支援を行うことや家族で話し合う機会の提供を目的に開発されました。
東京海上グループ社員・代理店がボランティアで担当し、「地震・津波」について「発生のしくみ」や「いざ災害が起こった際に必要な行動」「災害が起こる前に用意しておくこと」などをクイズ形式やイラストを用いてわかりやすく伝えています。
【引用】東京海上日動の防災・減災への取り組み
ぼうさい授業について|東京海上日動の防災・減災への取り組み
|あしたの笑顔のために|東京海上日動火災保険
まとめ
長年にわたる保険事業の経験をいかして、社会の安心と安全を支えているだけではなく、未来を見据えた取り組みで社会課題に貢献し続ける姿が印象的でした。
私たちの日々の暮らしに身近で、SDGsに大きく関わる保険事業だからこそ、東京海上日動の取り組みは今後もSDGsに向けた動きの中で大きな存在になると感じています。
社会に安心と安全を届けるために、保険・金融サービスにとらわれず社会のあらゆるリスクに対して取り組みを推進する東京海上日動に今後も注目です。