【必見】SDGsプラットフォームとは|政府や地方自治体が運営しているSDGsプラットフォームも紹介

#SDGs目標17#インターネット#情報 2021.10.07

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SDGsの情報を得るのに、皆さんはどのような手段をとっていますか?
サイトを見たり、本を購入したりとさまざまなだと思います。

しかし、実際の体験談を人から聞いてみたいと思ったことはありませんか?

実際の体験談や情報を詳しく知っている人からの情報というのは、深い学びにつながります。
今回は、SDGsにおいて有益な情報が飛び交うSDGsプラットフォームについてご紹介します。

SDGsプラットフォームとは?

SDGsプラットフォームとは

「SDGsプラットフォーム」とは、企業とSDGsをつなぐ場のことです。

一つのプラットフォームに参加登録することで、そのプラットフォームに参加する違うコミュニティとも情報交換や情報共有することができます。

使い方は、プラットフォームに加入することでそのプラットフォーム内でおこなわれるセミナーやイベントに参加できたり、会員同士の交流の場として利用したりできます。

出典:https://www.b2lg.co.jp/jichitai/chihousousei_sdgs_platform/

SDGsプラットフォーム会員になる3つのメリット

SDGsプラットフォーム会員になると3つのメリットがあります。

メリット①SDGsプラットフォーム会員主催イベントの存在

SDGsプラットフォームに参加している企業が主催となっておこなわれるイベントがあります。

もちろんプラットフォームに参加していない人が参加できるイベントもありますが、会員限定のイベントであったり、いち早くそのイベントについての情報を仕入れることができるので、SDGsについて学ぶだけでなく、実体験をしてみたいという人にはとてもおすすめできるものです。

イベントの例としては、オンラインのセミナーだったり、先ほどもいったような実体験(ゴミ拾いなど)や啓発活動などです。

メリット②SDGsプラットフォーム会員同士での課題解決

次に会員同士でSDGsに関する課題を解決することができるという点です。

例をあげると、新たにSDGsの4番「質の高い教育をみんなに」という目標を企業として取り組みたいAという企業があります。そこのSDGs推進担当に選ばれたSさんは、なにから取り組めばいいかわかりません。

しかし、このSDGsプラットフォームに参加したことで、すでに企業としてこの目標にとりんでいた、Bという企業の担当者さんとお話しすることができました。その会話の中で、企業としての取り組みを考え付くことができたという感じです。

SDGsプラットフォームには、それぞれで会員数が異なりますが、規模が大きいものだと5000団体以上が参加しているものがあります。

そこで、課題を解決したい人と解決策を持っている人がマッチングすることで、課題を解決することができます。

会員同士の交流なので、無駄な費用がかかることなく、解決策をすでに知っていることから遠回りして無駄だったというリスクを回避することができます。

メリット③SDGsプラットフォームでの勉強会

メリットの②と少し似ていますが、この勉強会の場合は、メンバー全員でともに勉強をしていくという形です。
知りたいテーマによって分科会の設立を提案します。そこで提案が受理されれば、設立され、メンバ―を募集して発足という形になります。

②と違う点は、②の関係性は、生徒と教師という感じですが、この場合は分科会に参加する人全員が同じ立場なので、気軽に参加して、学びを深められます。

出典:https://future-city.go.jp/platform/about/

SDGsプラットフォームの紹介

SDGsプラットフォームを運用しているのは、企業であったり、政府であったりとさまざまです。
今回は「政府」「企業」「地方自治体」の3つに分けて、プラットフォームを紹介します。

政府が運用しているSDGsプラットフォーム2選

①「地方創生SDGs官民プラットフォーム」|内閣府

このプラットフォームは内閣府が運営しています。

特徴は、会員数が5,423団体(2021年5月末日)という大規模な団体ということです。

所属団体の内訳も民間団体だけではなく、都道府県・市区町村の団体や省庁の団体などさまざまな団体が所属しています。

地方創生に力を入れているプラットフォームで、開催されるイベントも地方創生という言葉が入っているものが多いです。

また、会員がおこなった地方創生SDGsに官民連携で取り組む事例を紹介して、その中で優良事例を選定する取り組みをおこなっています。

この選定の狙いは、ほかの会員の事例を紹介することで、自分たちの企業にはなかった取り組みや発想を全体で共有していこうという狙いがあります。

興味のある方は以下のURLからご覧ください。

https://future-city.go.jp/platform/

②「JAPAN SDGs Action Platform」|外務省

次に紹介するのは、「JAPAN SDGs Action Platform」です。こちらは外務省が運営しています。
このプラットフォームは先ほどの内閣府のものとは違って、取り組みを紹介することを目的として運営されてます。

特徴は、ジャパンSDGsアワードというイベントをおこなっていることです。
ジャパンSDGsアワードとは、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業・団体等の取組を促し、オールジャパンの取組を推進するために、2017年6月の第3回SDGs推進本部において創設が決定されたものです。
SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を、SDGs推進本部として表彰するもので、NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて決定されています。

企業だけではなく、学生の取り組みがこの賞を受賞していることもあり、大規模なイベントであり、若い才能にも注目している素晴らしいイベントだということがわかります。

興味のある方は以下のURLからご覧ください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html

企業が運営しているSDGsプラットフォーム 2選

つぎに企業が運営しているプラットフォームをご紹介します。

①「SDGs PLATFORM」|一般社団法人SDGsプラットフォーム

こちらは一般社団法人SDGsプラットフォームが運営するものです。
「中小企業の推進」「女性活躍」「次世代の子供達」という3本の矢を掲げSDGs推進活動をおこなっています。

特徴は、上述したようなセミナー、勉強会の開催や会員同士の交流が主な事業ですが、SDGs全国大会というイベントを開催しており、1年に1回全国大会を実施し、SDGsビジネス大賞を選定して、表彰しています。

そのほかにも中小企業のSDGs活動の支援に力を入れています。中小企業だからこそSDGsに力を入れてほしいという思いが込められています。

興味のある方は以下のURLからご覧ください。

https://sdgs-platform.jp/

出典:SDGs Platform

②「Platform Clover」|一般社団法人サステナブルトランジション

こちらは一般社団法人サステナブルトランジションが運営するプラットフォームです。

こちらは、外務省が運営する「JAPAN SDGs Action Platform」と似ていて企業がおこなった取り組みを紹介したり、自社でおこなったSDGsの取り組みを投稿できたりすることができます。

さまざまな取り組みが紹介されていて、勉強や学習のヒントになることが多いプラットフォームです。

以下のURLからご覧いただけます。

https://platform-clover.net/search/favorite

 

地方自治体で運営しているSDGsプラットフォーム 2選

①「関西SDGsプラットフォーム」|関西

こちらは関西の企業、学校、自治体のみで構成されているプラットフォームです。
キャッチコピーは「Kansaiから変わる」です。

設立背景は、2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」おいて採択された「持続可能な開発目標:SDGs」の達成に向けて、関西の民間企業、市民社会・NPO・NGO、大学・研究機関、自治体・政府機関といった、多様なアクターが参加するプラットフォームとして設立されました。

日本におけるSDGsの取り組みにおいて重視されているのが、地方創生や地方でのSDGsの推進というもので、それならば関西全体で力をあわせて、伝統を守りつつ新しいものを生み出すという発想のもと生まれたそうです。

活動内容は、上述したようにセミナー等イベントの開催や参加団体が実施するイベントへの参加の呼びかけなどで、このほかにSNSやウェブサイトを活用した広報・発信活動を積極的に行っています。

会員数は1201団体で、関西だけで構成されていると考えると非常に大規模な組織だといえます。

まだ参加していない関西の企業、教育機関の方は参加してみてはいかがでしょうか?

以下のURLから詳しい情報がご覧になれるので興味があったら、ぜひご覧ください。

https://kansai-sdgs-platform.jp/

②「浜松市SDGs推進プラットフォーム」|浜松市

こちらは浜松市が運営するプラットフォームです。
市の単位で運営しているプラットフォームなので、企業同士での連携が強く、地方創生という観点において素晴らしいプラットフォームです。

活動内容は、他と比べて特に特質したものはないのにも関わらず、会員数は合計300団体(2021年5月31日現在)と市単位で見ると大きな組織です。

浜松市に企業を置く企業の皆様、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

以下のURLからご覧ください。

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kikaku/sdgs/platform.html

SDGsとは

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称です。日本語では「持続可能な開発目標」と表されます。

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsは、2016年から2030年までの15年で達成すべき17のゴールと169のターゲットで構成されています。

SDGsでは経済や環境、社会の課題が幅広く取り上げられ、持続可能な社会を築き上げるために、国連が主導してさまざまな取り組みが広がっています。

SDGs CONNECTでは、SDGsの目標ごとに解説記事を公開しています。

▼各目標の詳細は以下の画像をクリック

▼SDGsについて詳しくはこちら

最後に

今回はSDGsプラットフォームという話題についてご紹介しました。

SDGsに取り組むために現在奮闘中の企業のSDGs担当の方は、たくさんいらっしゃると思います。本やサイトだけでなく、実際現場でおこなわれているSDGsの活動に触れたり、取り組んでいる企業の体験を聞くというのは、非常に勉強になると思います。ぜひ一度ご覧になってみてください。

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