就活生のSDGsの認知率 95.9%、6割以上の学生が就職活動においてSDGsを意識|株式会社学情による調査

#ビジネス#持続可能 2021.08.06

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【更新日:2021年8月6日 by 大森令賀

引用:あさがくナビ

株式会社学情は8月6日、2023年に卒業予定の大学生・大学院生を対象とした就職活動とSDGsに関するインターネットアンケートの結果を発表した。

調査対象は、「あさがくナビ 2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数 No.1)」へのサイト来訪者。有効解答数は、936名。

調査内容は以下3点。

SDGsについて知っているか。
企業のSDGsに関する取り組みを、就職活動において意識しているか。
就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると志望度が上がるか。

1.SDGsについて知っているか。

SDGsの認知度は、合わせて95.9%だった。一方、20代社会人に対して同じ調査を行った結果、SDGsの認知度は75.5%であり、2023年卒業予定の学生の認知度は、20代社会人よりも 20.4ポイント高い結果となった。

2.企業のSDGsに関する取り組みを、就職活動において意識しているか。

SDGsに関する取り組みを、就職活動において「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した学生は合わせて57.6%となっており、全体の約6割が企業のSDGsに関する取り組みを意識していることがわかった。

3.就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると志望度が上がるか。

就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した学生は合わせて73.9%となっており、7割以上の学生がSDGsに対して良いイメージを持っていることが分かる。

志望度が上がると回答した学生からは、「社会貢献性の高い仕事をしたい」「社会貢献と利益の追求を両立している企業は、就職先として魅力を感じる」「SDGsに取り組んでいない企業は、今後成長を続けていくことが難しいと思う」といった声があがった。

また、20代社会人を対象にした同じ調査では、「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」の回答は合わせて51.3%となっており、23卒の学生の回答が、20代社会人の回答を22.6ポイント上回る結果となった。

今回の結果から学生のSDGsに対する関心の高さが伺えるが、社会人の関心の高さが学生よりも低いことにも注目したい。SDGsに取り組むことにはさまざまなメリットがある。企業側もより一層SDGsへの取り組みを強化し、SDGsの理解をさらに深める必要がありそうだ。

【参照ページ】https://ferret-one.akamaized.net/files/610b54f3ad7b89319ef350ef/210806-navienq.pdf?utime=1628132595

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