多様性がテーマの芸術祭「True Colors Festival」の開催が決定|個性のコラボレーションを実現するパフォーミングアーツの魅力とは

#SDGs目標10#SDGs目標5 2021.03.08

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2021年3月8日 by 佐野 太一

引用:「True Colors Festival– 超ダイバーシティ芸術祭 –」公式サイト

日本財団は3月1日、「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 –」において、2021年の開催演目を決定した。

True Colors Festivalは、パフォーミングアーツを通じて障害・性・世代・言語・国籍など、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと一緒に楽しむ芸術祭。バリアフリーへの配慮や、多言語対応のオンライン配信にも取り組む。アンバサダーには乙武洋匡氏、りゅうちぇる氏が名を連ねている。

開催演目は以下の通り。

True Colors FASHION
内容:ドキュメンタリー映像「対話する衣服」-6組の“当事者”との葛藤-
日時:3月5日(金)
場所:True Colors Festival公式YouTubeチャンネル

True Colors DIALOGUE
内容:シニアたちが若者たちへエールを送るドキュメンタリー演劇『私がこれまでに体験したセックスのすべて』
日時:2021年4月8日(木)~11日(日)
場所:スパイラルホール(東京都港区)

True Colors CIRCUS
内容:日本初のソーシャルサーカスカンパニーによる野外サーカス公演「T∞KYO∞(トーキョー)~虫のいい話」
日時:2021年4月25日(日)、26日(月)18:00開演
場所:池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアター

日本財団によると、True Colors Festivalの原型となったのは、同財団が海外における障害者支援活動の一環として2006年から開催してきた「国際障害者芸術祭」。それを10年以上世界各地で展開してきた中で、障害だけにとどまらず多様な個人のちがいを超えたコラボレーションを可能にするパフォーミングアーツの影響力に気づき、「障害」という看板を下ろすことに決めたという。

True Colors Festivalはコロナ禍においても工夫を施し、今年も表現者と鑑賞者の「出会い」を実現する。人それぞれの個性の交わりがどのようなアートを形作るのか、楽しみだ。

この記事をSNSでシェア!

  • ダミータイトル

  • ランキング

    サイボウズ、日経新聞に”お詫び”広告を掲載|自社と社会における多様性に問題提起

    《必見》SDGsと建築|実際の事例を建築ガイドに沿ってわかりやすく紹介

    《徹底解説》「SDGsは胡散臭い」と言われる理由|原因から解決法まで徹底解説

    新着記事

    これからPRの鍵はひとりよがりにならないこと|サニーサイドアップがPRを超えて取り組むソーシャルグッド

    SDGsの基礎知識

    《徹底解説》今、注目を集める再生可能エネルギーとは|SDGsとの関係性も解説

    もっとみる

    おすすめ

    横浜・都内3ホテルで環境配慮の化粧品配布|神奈川大がグローバルホテルとの連携開始

    メルカリグリーンフライデープロジェクト2021| プロジェクトアンバサダーにみちょぱこと池田美優さん就任

    日本マイクロソフト、デジタル人材育成に向けた協業を開始| 日本のDX推進に向け、新たに2万人のデジタル人材創出か

    ユニセフ事務局長が年次公開書簡を発表|国際社会が注目すべき5つのテーマとは

    神奈川県など6団体が店舗施設のバリアフリー情報をオープンデータ化|官民連携で移動困難者の支援を加速