【更新日:2021年2月16日 by おざけん】
引用:ユネスコ本部ホームページ
文部科学省は2021年2月12日、日本政府の財政支援によりユネスコが実施する2021年「ユネスコ/日本ESD賞」の国内公募を開始した。
ESDは、Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)の略称。環境や貧困、人権などに関わる現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動を指す。
取り組みの広がりは、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」を中心としたすべての目標達成のカギとなる。
引用:ユネスコ本部ホームページ
ESDに取り組む機関や団体が実施する優れたプロジェクトを表彰するこの賞では、2015年の第1回以降、これまでに計5回の公募が実施され、今回が第6回の公募となる(2019年からは隔年で実施)。
選ばれた3件の受賞機関・団体には、50000USドルが授与される予定。過去には、知的・発達障害を持つ若者への学習支援を行うCamphill Community Trust(ボツワナ)などが受賞している。
国内公募は3月2日正午まで。
応募書類に基づき、ユネスコへの推薦案件3件(最大)を選考する。8月にはユネスコ事務局長が受賞機関・団体を決定し、11月に表彰式が行われる。
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SDGs CONNECT ニュース/イベントライター。立教大学でジャーナリズム論を主に研究。記事執筆の傍ら、陶芸制作にも取り組んでいる。好きな食べ物はメロン。