【更新日:2021年7月6日 by 佐野 太一】
提供:サニーサイドアップグループ
サニーサイドアップグループは7月2日、書籍「2030年を生き抜く会社のSDGs」を全国の一部書店およびAmazonにて販売を開始した。
Amazon販売ページはこちら同社は、「たのしいさわぎをおこしたい」をスローガンに活動するPR会社。近年では PR を軸に多岐に渡る事業を展開するほか、PRのノウハウや知見を駆使して“社会課題解決策の共創・実現”を目指す「ソーシャルグッド推進室」を立ち上げ、SDGsやソーシャルグッドに関わる活動の幅を広げている。
ソーシャルグッド•••地球環境や社会に対して良い影響を与えるもの・こと。特にCSR(企業の社会的責任)との結びつきが強いものを指すことが多い。
本書では、同社が30年以上に渡って推進してきた「ソーシャルアクション」のノウハウやPRアイデアを紹介し、 社会貢献とビジネスを両立させる方法をPRコミュニケーションの視点から解説。「寄付」と「啓発」が生み出す社会的インパクトの違いから、企業内SDGs推進活動の社外発信力を最大化させる方法など、幅広い話題を網羅した。
著者の次原悦子氏は、サニーサイドアップの創設者で現代表取締役。2021年6月からは、経団連ダイバーシティ推進委員会の委員長に就任している。
サニーサイドアップは、2015年9月に国連でSDGsが採択される以前から、貧困撲滅に向けた活動「ホワイトバンドプロジェクト」、ボランティアと音楽を結び付けたライブイベント「RockCorps」など、社会課題解決を目的としたアクションを多数手がけてきた。近年では、SDGsに掲げられる環境、教育、ジェンダーなどの課題解決に取り組む企業・団体のPR活動を積極的に支援している。
貧困やジェンダー不平等、気候変動などの社会問題への世論の関心が高まり、SDGsの取り組みを開始する企業が続々と出てきている。ESG(環境・社会・ガバナンス)投資が世界的に盛り上がりを見せる中、SDGsの取り組みは企業の社会貢献だけでなく、大きな経済効果の恩恵を受けることにも繋がる。
今後は、SDGsを一時的なキャンペーンで終わらせるのではなく、事業の軸に据える企業がますます増えるに違いない。
SDGs CONNECT ニュース/イベントライター。立教大学でジャーナリズム論を主に研究。記事執筆の傍ら、陶芸制作にも取り組んでいる。好きな食べ物はメロン。